やっとニキビが治ったと思っても、すぐに再発してしまう
ケースは珍しくありません。
しかも、同じ場所に何度もできる傾向がある人も多いです。このような状態であれば、楽観的に偶然と考えるのは良く
ありません。
発生の仕方が同じことに必然性を見いだし、根本的な原因を探っていくスタンスが求められます。
何も考えずにケアをしているだけでは、ニキビに苦しめられるループからは逃れられません。洗顔する自分をイメージして、うまく洗えていない箇所が存在しないかチェックしましょう。
満遍なく洗っているつもりでも、利き手ともう一方の手では圧力や精度が異なります。そのため、無意識のうちに洗浄の加減にばらつきが生じるのはよくある話です。
もちろん、これは原因の一例にすぎないので、いろいろな観点で日常生活全体を探っていくことが欠かせません。
特にニキビができたタイミングを見逃さず、その前の数日間にとった行動を思い返してください。メイクをとらずに寝入ってしまたことなど、原因に結びつく象徴的な出来事を見つけられる可能性もあります。
ニキビが発生するたびにセルフチェックを行っていれば、
毎回の共通点が分かってくるでしょう。
専門的なアプローチが改善の後押しに!
ニキビが繰り返し同じ場所にできる場合、予防のケアをしていくことが重要です。
しかし、それだけでは改善できないケースがあることも忘れてはいけません。反復の発生により、皮膚が異常な状態になっているケースもあるからです。
この場合は一般的なスキンケアを行っても以前の皮膚に戻すのは難しいでしょう。
やはり専門治療を受けることが回復への近道になります。
ただし、かかりつけの外科医に相談するだけでは効果をあまり期待できません。
なぜなら皮膚に関するノウハウを十分に持っていない可能性があるからです。やはり美容皮膚科を頼ることがベストであり、特殊なレーザーを用いる治療をはじめとして、他の診療科では不可能な方法で対処してもらえます。
また事前にカウンセリングを受けられることも大きなポイントです。これまで繰り返し悩まされてきたことを説明し、どのような方法で治すのか説明を受けられます。これによって安心して任せられるようになり、精神的にリラックスしやすい状態になるのです。
ストレスはニキビの大敵なので、これは患者にとって非常に大きなメリットといえます。ですから、セルフケアにこだわりすぎず、まずは気軽に医師に相談してみましょう。