にきびやにきび跡を消す治療方法にはピーリングやレーザー治療があります。
ピーリングは酸性の薬剤を肌に塗ることで角質を柔らかくして
剥がれやすくし、ターンオーバーを促進することで肌を綺麗にします。
これはクリニックでの施術だけでなく、外用薬や専用の美容品や
石鹸などでも行うことができます。
ただし、肌への刺激が強いため、自分で行う場合には製品の
注意事項を厳守する必要があります。
レーザー治療では、レーザーによって肌に刺激を与えたり、
軽い火傷の状態にしてターンオーバーを促進します。
これはクリニックなどでなければ行えません。
いずれの方法でも少なからず肌への刺激があります。
にきびやにきび跡の状態が酷い場合、効果を高めるために
薬剤が濃くなったりレーザーが強くなるため肌への刺激も強くなり、
治療が終わるまでに赤みなどが出ます。
より早く治すために、注意点は抑えておきましょう。
自分でできる背中ニキビへの対処法
背中にきびが出来たら、早めに対策をしていく事が大切です。
見えない場所の為、気になっても対策が難しいと考える人も少なくないでしょう。
ですが、そのままにしておくと、シミ等の色素沈着が出来て背中の見た目が
悪くなってしまっている事があります。
色素沈着等は、背中にきび以上に気づきにくいもので、本人だけが
背中の状態に気がついてないという状態も珍しくありません。
その状態を改善するには、メラニン色素を薄くする効果があるビタミンCや、
肌の新陳代謝を高める為に効果的なビタミン類を積極的に摂取し、
良い肌の状態を維持できるようにしていく事がお勧めです。
同時にしておきたいのが、しっかりとした睡眠をとる事です。
良い睡眠を意識する事で、肌の新陳代謝が高まり、色素沈着を
改善していきやすい状態を作る事が出来ます。
更に吸水性の良い肌着を着用する等、肌が蒸れないようにしておく事で
今後、にきびが出来にくい状態を作っていく事が出来ます。
サプリメントを利用した背中にきび対策
背中は皮脂腺が多い分、にきびが出来やすい箇所なのですが、
汗がだらだら流れても、顔のようには簡単にハンカチやタオルで
ふき取れないので、アクネ菌が繁殖しやすくなります。
しかし清潔にしていれば、そんなことにはならないので、制汗剤や
にきび専用化粧品などを使って対処するようにしましょう。
すでに出来てしまった背中にきびには、市販のにきび用の治療薬が
効果がありますが、それを使ってもなかなか治らないという人は
サプリメントを摂取し、体の内側からも背中にきびをケアするようにしてください。
背中にきびに効果のある成分といえば、ビタミンBとビタミンCなので、
これらが含まれたサプリメントを購入することをおすすめします。
ビタミンBには肌のターンオーバーを促進する効果がありますし、
ビタミンCには過剰な皮脂の分泌を抑えたり、炎症を抑える効果がありますし、
コラーゲン生成には欠かせない栄養素なので、毎日摂取するようにしたいですね。
この二つのビタミンは野菜や果物などでも摂ることが出来ますが、
定期的に摂りたいなら、サプリメントを利用した方が簡単です。